スミ設備の挑戦先代の夢を引き継ぎ、常に未来に目を向け、
止まることなく挑戦を続けます

それは、 今から5年前のことです

2016年、スミ設備は創業70周年を迎えました。
そのとき私は、前年に亡くなった二代目社長が病床で書き上げた社史を元に、当社の創業が本当はいつなのか?を調べていました。
18000文字以上にわたる社史には、二代目である私の父が育った戦前戦後の暮らしの様子や、伊勢湾台風の大きな災害を乗り越えたこと、そして当社の創業当時から私に引き継がれるまでの様子がこと細かに記されており、読み進めるうちに私は、私自身も知らなかった、初代と二代目が描いてきた「夢」を知ることとなったのです。

描いてきた「夢」とは

  • 1、人との付き合いを大事にする
  • 2、有効にお金を使う
  • 3、社会へ還元する

これらは、昭和40年に、先代が初代から会社を引き受けた時のモットーです。自分は人に生かされて生きているという気持ちと、人を恨まずの精神。会社や世のためとなる、生きたお金の使い方。そして、社会に奉仕すること。
初代と二代目の「夢」とは、まだ自分や家族が生きるために必死だった時代であるにもかかわらず、なによりもまず人に感謝し、この会社を世の中のために役立てることでした。
社会奉仕活動は、昭和34年に祖父の代から始まり、現在も木祖村の植樹活動という形で生き続けています。

会社とともに 引き継いだ想い

祖父や父の想いを知った私の胸に、会社を引き継いだ者として、大きな夢を描く事も引き継ぐべきだ!という使命感が湧き上がり、その時代に合った、更には少し先の時代を見越した夢を描き始めました。
そして70周年を前に、社史・会社案内を制作すると共に、私の夢を語るインタビュー動画も制作し、70周年の記念式典で放映したのです。

70周年のインタビュー動画はこちら

夢のひとつめは、 社内保育所を 設立すること

社会で働く女性が増えてきた中で、当社でも工事現場で働く女性が増え、仕事と子育ての両立、早期復帰がかなう職場をつくりたいと思いました。地域のひとも利用できるようにすることで地域が元気になり、活性化につながると信じています。
地域貢献、女性活躍推進、働き方改革、少子化対策に対してできる社会貢献を形にしたものが、いーぐるはうすです。

いーぐるはうす公式サイト

夢のふたつめは、 ベトナムに会社を 設立すること

社会貢献への熱い想いは、国内だけにとどまりません。
10年先、20年先を見据え、当社のグローバルプロジェクトの一環として、2018年9月に活気あふれるベトナムに駐在事務所を開所。日本での業務をベトナムで行うことにより、残業時間や休日出勤の減少といった日本での働き方改革を推し進めるとともに、ベトナムへの技術移転や雇用創出などの国際貢献を推進する目的です。
ゆくゆくは、ベトナム国内での図面作図業務、工事の施工受注ができるよう取り組みを進めていきます。
スミ設備は、これから先、もっともっとグローバルに。

「夢は大きく、 多く語るもの」

会社を引き継いでからというもの、とにかくがむしゃらに取り組み続けた結果、沢山の良き出会いに恵まれ、当初予測していた5年も要さずに、こうして夢を叶えることができました。当時は、自分自身も勢いに任せて言ってしまった感が強く、夢の実現は誰しもが疑っていました。あの時、多くの人の前で夢を宣言していなければ、間違いなく実現できていないでしょう。
それ故に、「夢は大きく、多く語るもの」と自分の中で決めました。

そして次なる夢は…

子供達の未来のために、 新たなプロジェクトを 立ち上げること

2020年から2021年にかけて猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症。いつ終息するかわからないこのウイルスへの対策に使われている税金のツケは、今の子供達に全て返ってきます。更に高齢化社会も深刻になる中、働き盛りの我々ができることを考えていきたいと思います。保育所運営の拡張により待機児童を減らすお助けをしたり、水の大切さを学べる授業を地元の小学校で定期開催したり…。やりたい事は沢山あります。

ベトナム駐在所を 法人化すること

ベトナム駐在所は現在、技能実習生として来日したベトナム人の経験者3名を中心に、施工図の作図を担当するCADセンターとしての役割を担っています。将来的にベトナムの経済が発展し、建設業が活性化した暁には、現地で仕事を受注し施工出来る会社を整え、更なるグローバル化を図ります。

私たちの挑戦は、 スミ設備の精神と ともに続きます

どんなに強い想いがあっても、本業に利益がなければ、こうした社会貢献やグローバル化の継続はできません。
やはり原点は社是である「技術」と「信頼」。私たちは、これからもこの精神を守りながら、水道事業に真摯に向き合います。
5年後の2026年、創業80周年のスミ設備に、ご期待ください!