スミ設備のあゆみ

1946

「鷲見水道工事店」
個人営業にて創業

創業者・鷲見米吉は、岐阜県郡上八幡の出身。口減らしのために幼少時に北海道へ貰われて行ったが、成長後に愛知県へ戻った。東邦電力(現中部電力)、大同製鋼(現大同特殊鋼)に勤務した後、満州へ出征。終戦後に知人たちとの付き合いを活かし、水道工事店を創業。スミ設備の歴史は、ここから始まる。

1959

伊勢湾台風により
大きな影響を受ける

名古屋市南部の被害は甚大で、街はほとんど水に浸かった。右上の写真は、鷲見水道工事店の屋根から撮影した被災当時の街の様子。道が川となって、そこに流木や建材が貯まり、住民が取り残されている様子が見える。鷲見米吉らは、自店の復旧は後回しにして、まずいかだを借りて、周辺の店舗や住居の水道修理をして回った(左の写真)。

1966

「有限会社
スミ水道工事店」設立

会社組織としての姿が整ったのが1966(昭和41)年。この年に「有限会社スミ水道工事店」設立。設立日の4月1日を創業記念日と定めた。その後、1972(昭和47)年に「有限会社スミ設備」へ商号を変更し、1977(昭和52)年には「株式会社スミ設備」へと変わり、現在に至っている。

1986

本社を
南区三吉町3-82へ移設

2 階建の社屋を新築。当時は1階を倉庫、2階を事務所として使用しており、社員は10名ほどだった。電気工事や衛生・空調工事など、設備工事全般を請け負う会社へ成長していった。

2007

木祖村での
植樹活動を開始

2 代目経営者・鷲見利幸は、木祖村の小学生をホームステイ先として引き受けたことをきっかけに、木曽川の源流である木祖村との交流を開始した。「自分たちが飲む水道水の源である村の環境を守りたい」との思いが出発点だった。

社員はもとより協力会社の応援も得て、植樹ボランティアや寄付金活動を開始した。

2014

南区三吉町5-31に
社屋を移転

元々は印刷会社だった建物を購入しリノベーション。ゆとりある3階建の社屋で、屋上からは名古屋港の花火も見物できるため、合わせてBBQ大会を実施するなど、働き心地向上にも配慮している。

2015

初の外国人
実習生を採用

ベトナムまで面接に行き、2名の実習生を採用。初代実習生はヒエウとクイの両氏。働きながら、高度な技術をじっくりと習得できる体制を構築した。今後は実習生が帰国後も自国で働ける環境作りを計画。

2016

初の営業所を
三重県桑名市に開設

お客さまからの要望に応え、初めての営業所を桑名市大央町48-1に開設した。初代所長は増本順幸。

2017

旧社屋跡地に
福利厚生施設を設置

三吉町3-82の旧社屋を有効利用するため福利厚生施設を建設。今後は社員寮などにも広く活用していく。

2018

社内保育所開園

女性の活躍推進をバックアップするには、地域ぐるみで待機児童を軽減することが必要。そこでスミ設備は近隣の各社ともタッグを組み、独自の企業主導型保育施設「いーぐるはうす」を開園。

岐阜営業所を
岐阜市に開設

三重でのマンションバブルを経て、次は岐阜にも同じ波が来ると予測し、岐阜市高森町3-5-4に岐阜営業所を開設した。初代所長は大川原裕也。集合住宅の施工に特化した会社が少ない中、新天地でしっかりと地盤を固めたい。

2019

ベトナムに
駐在事務所を開設

技能実習1期生がベトナムに帰国することを機に、まずはCADセンターを担う形でベトナム・ハノイに駐在所を設立。

2020

オリジナルグッズ作成

地元名古屋のスター・矢野きよ実氏の代表作である「無敵」の書をあしらった自社独自のマスクを作成。感染予防対策の観点から、地域貢献のツールとして活用。また、創業75周年のノベルティグッズとして、記念ロゴ入りの名刺入れも作成。

2021

テレビCM放送

スミ設備史上初のテレビコマーシャル。新しい生活様式への変遷に伴い、新しい営業・広告活動を積極的に取り入れ始める。